バレンシアがポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスの売却を目指しているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。
今季決算のために6月30日までに収入を得ることが必要とされるバレンシアは、エースであるゲデスを市場に出して、複数のクラブから興味を持たれている模様だ。
そして興味を持っているクラブの一つが、同胞ジョゼ・モウリーニョ監督がチームを率いているローマとのこと。ただしイタリア首都のクラブは、バレンシアがゲデスの移籍金を4000万ユーロに設定していることを知り、同額の支払いには否定的な反応を示したという。
なおゲデス本人は、自身も得点を決めた9日のUEFAネーションズリーグ・グループステージ第3節チェコ戦(2-0)終了後に去就について言及していた。バレンシアに残りたいかどうかを問われて、次のように返答している。
「今はよく分かっていないんだ。僕はあと2年契約を残しているし、契約をまっとうしなくてはならないはずだ。でもバレンシアと僕にとって良い状況というものがあるならば、考えなくてはいけないね」


