明治安田生命J2リーグ第41節が11月11日、7試合行われた。前節終了時2位のV・ファーレン長崎が勝利、同3位の名古屋グランパスは敗戦、同4位のアビスパ福岡は引き分け。長崎が2位を確定させ、J1昇格を決めた。
名古屋とジェフユナイテッド千葉の試合は、スコアレスで迎えた54分にFWラリベイのゴールで千葉が先制。その後も得点を重ねた千葉が3-0で勝利。千葉は6連勝で、J1昇格プレーオフ進出の可能性を残した。
東京ヴェルディは、67分に決まったFWアラン・ピニェイロのゴールを守り切って、1-0で京都サンガF.C.を下した。勝ち点3を積み上げた東京Vは、プレーオフ圏内となる6位へ復帰。
徳島ヴォルティスと大分トリニータの試合は、スコアレスで迎えた89分にFW渡大生が決勝ゴール。1-0で徳島が勝利を収めた。勝ち点3を積み上げた徳島は、5位に浮上。
福岡は、42分にMF山瀬功治のゴールで先制するが追いつかれ、1-1で松本山雅FCと引き分けた。松本は7位へ順位を落とすも、プレーオフ進出の可能性を残した。
ツエーゲン金沢は前半をスコアレスで終えるも、後半に4得点を挙げる。ロアッソ熊本はFW巻誠一郎が一矢報いるも、1-4で敗れた。熊本は6試合勝ちなし。
FC岐阜は45分に先制点を挙げる。そのまま終盤を迎えるが、87分に湘南ベルマーレFW端戸仁に同点ゴールを決められた。試合結果は1-1の引き分け。岐阜は8試合勝ちなし。
勝てばJ1昇格の長崎と、カマタマーレ讃岐の一戦。長崎は27分、MF飯尾竜太朗の右からのクロスをDF乾大知が左腿で押し込み、先制に成功。62分に追いつかれるも、73分にMF前田悠佑、82分にMF翁長聖がゴールを決めて突き放す。試合は3-1で長崎が勝利。長崎が2位を確定させ、クラブ史上初のJ1昇格を決めた。
試合結果は以下の通り。残り4試合は12日に行われる。
明治安田生命J2リーグ第41節
11月11日
名古屋グランパス 0-3 ジェフユナイテッド千葉
京都サンガF.C. 0-1 東京ヴェルディ
徳島ヴォルティス 1-0 大分トリニータ
ロアッソ熊本 1-4 ツエーゲン金沢
アビスパ福岡 1-1 松本山雅FC
FC岐阜 1-1 湘南ベルマーレ
V・ファーレン長崎 3-1 カマタマーレ讃岐
11月12日
水戸ホーリーホック vs モンテディオ山形
横浜FC vs ファジアーノ岡山
FC町田ゼルビア vs レノファ山口FC
愛媛FC vs ザスパクサツ群馬
