11日に明治安田生命J2リーグ第41節が行われ、V・ファーレン長崎はカマタマーレ讃岐と対戦。1点をリードして前半を折り返した。
11戦無敗でJ1自動昇格圏内の2位をキープする長崎。今節で名古屋グランパスとアビスパ福岡が、ともに引き分け以下で終了。これにより、長崎は讃岐に勝利すればクラブ史上初のJ1昇格が決定する。
スタメンは、幸野志有人に代わり、吉岡雅和が2シャドーの一角を務め、1トップにはここまでチームトップの11ゴールを決めているファンマが入る。
長崎は9分、吉岡がファンマに縦パスを供給すると、受けたファンマがシュートを放つも、これはGKに防がれてしまう。さらに23分、飯尾竜太朗の右からクロスを翁長聖がゴール前で詰めたが、惜しくも枠を外れてしまう。両ウイングバックが積極的に参加するなど、分厚い攻撃で讃岐ゴールを強襲する。
すると27分、飯尾が右からクロスを供給すると、中に走り込んでいた乾大知が左腿で押し込み、先制に成功する。先制した試合は19勝2分1敗と無類の強さを誇る長崎が、前半の良い時間帯に先制ゴールを奪取した。
そのまま前半は終了。長崎が1点をリードしている。
勝てばクラブ史上初のJ1昇格が決まる長崎。引き分け以下の場合は、19日の最終節まで持ち越されることになる。
