アメリカ代表のマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、勝利した日本代表戦後にコメントした。
9日に行われた国際親善試合でアメリカは日本と対戦。メキシコ戦からメンバーを落とした日本に対して、アメリカは30分にアレハンドロ・センデハスの得点で先制する。日本相手に優勢に試合を進めるアメリカは、さらに64分にフォラリン・バログンが追加点を挙げ、最後まで相手攻撃陣を封じて2-0で勝利した。
ゴールドカップ決勝でメキシコに敗れ、さらに韓国にも0-2で敗れて厳しい目が向けられていた中での会心の勝利を手にしたポチェッティーノ監督は、試合後に「選手にではなく、私に批判が向けられることを望んでいる。将来的に私を批判し、選手たちを自由にプレーさせられることを願っている」と話し、ワールドカップに向けたチーム作りに忍耐が必要であることを強調した。
「選手たちは我々のことを知る必要があり、スタッフも我々のことを知る必要があり、我々は彼らに適応する必要があるから、我々には時間が必要だ。我々には選手を知る必要があって、これは大切なことだ。時折明日にでも結果を出すことを求められ、なぜあの選手を呼ばないんだなどと言われたりもする」
「最も重要なことは過程だ。今日勝てたことや負けたことが重要か?ノー、過程が重要だ。我々がやっていることを信じている選手たちが重要だ。我々が彼らをリスペクトしているように選手たちも我々をリスペクトする。我々にはそのような関係性を築くことができる。過程には時間が必要で、その過程を大切にすれば成果は出るものだ」
