アメリカ代表のグレッグ・バーホルター監督はカタール・ワールドカップ(W杯)でメンバーの1人の態度に大きな不満を抱いていたようだ。アメリカ『ESPN』や『The Athletic』の報道によると、その選手はジョバンニ・レイナだったという。
カタールW杯のグループステージ初戦でウェールズと1-1で引き分けたアメリカは2戦目のイングランド戦はスコアレスドロー。最終節でイランに1-0で勝ち、決勝トーナメント進出を決めるもベスト16では1-3でオランダに敗れ敗退した。
バーホルター監督は大会期間中、スタッフとともにメンバーの1人に追放処分を科すことを検討していたとのこと。名前こそ明かさないも「ピッチ内外で明らかに我々の期待に応えなかった選手が1人いたんだ。26人の1人だったので、彼は目立ったね。何時間も(スタッフと)ミーティングして、その選手をどう扱うべきか話し合った。帰りの航空券を手配してやろうと思うほど極端だった」と認めている。
また同監督は最終的にその事態を避けられた理由についても説明。「我々は彼にグループに謝るように伝えた。その際、謝る理由もしっかり話すようにと。ただ単に『みんな、ごめんね』じゃなく、もっと深く反省しなければならないとね」と語り、その選手がそれを受け入れチームメイトに謝罪したことで、「それ以降問題はなかった」とトラブルが解決したと続けた。
アメリカ複数メディアが報じたところ、その選手はボルシア・ドルトムントに所属する20歳の攻撃的MFレイナだったという。また、『The Athletic』が関係者から得た情報として、レイナはウェールズ戦後見せた態度でチームメイトたちの不満を買ったとも伝えている。
なお将来有望のヤングスターとして期待されるレイナだが、カタールW杯では結局イングランド戦とオランダ戦にそれぞれ途中出場。ドルトムントでは昨季負傷により長期離脱を強いられ、今季は途中出場が続いているという状況も、その態度に現れたのだろうか。
