浦和レッズは7日、FC東京からMF渡邊凌磨の完全移籍加入を発表した。
前橋育英高校出身の渡邊は現在27歳。早稲田大学在学中の2015年に日本人初となるナイキアカデミーに所属し、9月にドイツ2部のインゴルシュタットに加入。Jリーグでのプレーを経験せずにキャリアをスタートさせている。2018年にアルビレックス新潟に移籍し、2020年にモンテディオ山形でのプレーを経て翌年にFC東京へ。2年目の昨シーズンに30試合に出場して6ゴールを記録。今シーズンは4月15日の第8節 セレッソ大阪戦で決めた得点が「2023 Jリーグアウォーズ」で最優秀ゴール賞に選出されていた。
渡邊は浦和の公式サイトを通じて、次のようにコメントをしている。
「このチームに覚悟を持って戦いに来ました。精一杯頑張るとかではなく、結果でみなさんに認めてもらえるようにやっていきたいと思います。よろしくお願いします!」
また、3シーズンを過ごしたFC東京には「僕が幼少期から浦和を応援していたことは、みなさまもご存知かと思いますが、今回の決断は本当に物凄く悩みました。この3年間でFC東京のことが本当に大好きになりました。僕のことを応援してくれた方々、本当にありがとうございました。僕の心にはFC東京はこれからもずっと残り続けます。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。
