浦和レッズは3日、昨季限りで現役を引退した興梠慎三氏、宇賀神友弥氏がスタッフ入りすることを発表した。
2013年の加入から浦和で300試合以上に出場し、2度の天皇杯やAFCチャンピオンズリーグ優勝を達成した興梠氏。一方で2010年~2021年、2024年とトップチームでプレーした宇賀神氏。昨季限りで現役生活を終えた2人のレジェンドが、スタッフとして浦和で活躍することになった。
興梠氏は、パートナー営業担当ならびにアカデミー・ロールモデルコーチに就任。以下のように意気込みを語った。
「昨年プロ生活を終える決断をした後、自分ができることややるべきことを考えました。その結果、選手時代にお世話になったすべてのみなさまへの恩返しのためにパートナー営業に、そして将来目指す監督に必要な経験とスキルを身に付けるため、アカデミーコーチに関わりたいという意思をクラブへ申し出ました。今回自分の意思を尊重していただいたことは大変ありがたいことであり、心から感謝しています」
「パートナー営業活動では、さまざまなイベント参加や企業訪問を通じてビジネスパーソンとしての経験を積んでいきます。既存のパートナー企業のみなさまとのさらなる連携強化や、新しいパートナー企業のみなさまともご縁をつなげていけるように努めていきたいと考えています。また、自分が持つサッカー技術のすべてをアカデミー選手へ伝えながら、指導者としてのレベルを向上させ、アカデミー選手と共に成長していくことを目指しています」
「ファン・サポーターのみなさまをはじめ、これまで浦和レッズの興梠慎三を応援してくださったみなさま、これからも浦和レッズ、興梠慎三をよろしくお願いいたします」
またトップチームの強化担当に就任する宇賀神氏は、以下のように語っている。
「トップチームの強化担当に就任することになりました。みなさんに公言した次の夢を叶えるために全力で努力をしたいと思います。また、堀之内スポーツダイレクターをサポートするとともに、クラブの最大の目標である J1リーグ優勝の力になれるよう頑張ります」
