Sascha Bigalke, Unterhaching, 05062017Getty Images

『FIFA』シリーズで人気の独3部アタッカー、ビガルケが31歳で引退「担架でピッチから去りたくない」

ドイツ3部SpVggウンターハヒンクに所属し、『FIFA』シリーズでは多くの人気を集めていたドイツ人アタッカー、31歳サシャ・ビガルケが20-21シーズン限りで引退することを表明した。

ビガルケは『Kicker』のインタビューで「再び大ケガをして、担架でピッチから離れることは避けたかった」と発言。今季限りでの現役引退を口にしている。

「ケルンにいた時、僕は2カ所の十字靭帯断裂、中足骨骨折という大ケガを経験した。そのときに思ったのは、自分がどれだけフットボールを愛していようが、どういうわけか体が反対することもあるということだ」

「もし自分のひざに再び何かがあったら、と恐れながらプレーを続けてきた。それからここまでの5シーズンは大きな問題もなく、なんとかピッチに立ち続けることができた。それは本当にありがたかったし、楽しかったよ」

その一方でビガルケは引退が苦渋の決断だったと述べている。

「昨年夏のオフ期間に医師に診てもらったら、片ひざの十字靭帯はほぼなくなっていたんだ。これで再び何かあって、担架でピッチから離れるようなことだけは避けたかった。この決断は自分の健康を考えたらやむを得ないものだったと認識している」

「今後もフットボール界に携わっていくつもりだし、指導者として新たな道に進みたいと思っている。2018年には地域リーグで指導できるAライセンスを獲得したんだ」

1990年生まれ、現在31歳のビガルケはヘルタ・ベルリンの下部組織育ちで、09-10シーズンに同チームでトップデビュー。だがヘルタのトップではなかなか出場機会に恵まれず、SpVggウンターハヒンク、ケルンと渡り歩き、13-14シーズンには大ケガを経験。その後14-15シーズンにSpVggウンターハヒンクへと復帰を果たし、それ以降は同チームに在籍していた。契約は20-21シーズン限りとなっていたが、現在は負傷で長期離脱を余儀なくされており、このままスパイクを脱ぐ見通し。

なお、ビガルケは人気サッカーゲーム『FIFA』シリーズにおいて、加速と敏捷性の能力値が高いことから、ドイツ3部リーグの選手ながら知名度の高いアタッカーとして知られる。アルティメットモードにおいては、驚異的なフィジカルを誇るアデバヨ・アキンフェンワとともに、カルト的な支持を集めていた。

最新作の『FIFA21』においてもビガルケは加速と敏捷性に限った場合、リオネル・メッシとほぼ同等の能力値となる。だがビガルケのゲーム内登場は『FIFA21』が最後となる模様だ。

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