ユニオン・サン=ジロワーズの主将クリスチャン・バージェスは、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)勝利に歓喜した。
16日に行われたCLリーグフェース第1節でユニオンSGは敵地でPSVと対戦。9分に獲得したPKをプロミス・デイヴィッドが決めて先制すると、39分にアヌアル・エル・ハジが追加点をマークする。81分にはケヴィン・マクアリスターの得点で試合を決定付け、PSVの反撃を1点に抑えたユニオンSGが3-1で勝利した。
昨シーズンに日本代表DF町田浩樹を擁して90年ぶりにベルギーリーグを制して、今シーズンにクラブ史上初のCL本戦に出場したユニオンSG。リーグフェーズ初戦となったオランダ王者PSVとのアウェーゲームを制して、白星でCL初陣に花を添えた。
キャプテンを務めるバージェスは試合後に「僕たちのクラブのためにチャンピオンズリーグで初めてプレーしたことはとても大きなことだ。そして、このようなパフォーマンスで敵地でビッグクラブのPSVに勝利したことは…、僕はただただ圧倒されているし、この結果は本当にうれしい」と話し、喜びを続けた。
「選手、スタッフ、みんなのことを誇りに思う。僕同様にみんながこの勝利を楽しんでいるといいね。後半立ち上がりには苦しんだけど、コーチが言ったようにチーム一丸となってプレッシャーを乗り越えた。僕はチームのことを本当に誇りに感じている」
また、クラブ史上初のCL得点者となったデイヴィッドは「コーチングスタッフはペナルティの場面で僕を信頼してくれた。これ以上の喜びはない。チャンピオンズリーグにおけるユニオンの最初の得点者になれたことは僕にとって大きな意味のあることだ。でも、僕はこれを続けたいし、ユニオンとともにこの大会でもっと点を取りたい」とコメントした。


