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三笘薫、ベルギー紙で夏以降の去就に言及。ユニオン残留の可能性問われ「僕の夢は…」

ベルギー1部ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)でプレーする日本代表MF三笘薫は地元紙『Het Nieuwsblad』のインタビューに応じ、日本代表への思いやプレミアリーグ挑戦への意気込みを語った。

三笘は先月のアジア最終予選のオーストラリア戦で終盤からの途中出場ながら2ゴールを決め、日本のW杯行きが決定。インタビューでは自身の活躍について「良い印象を与えることができましたが、日本にはほかにも優れた選手が十分いますよ」と話し、まだ日本のW杯に臨むメンバーは決まっていないことを指摘。「まずユニオンで好パフォーマンスを見せ続け、レギュラーになれるためにすべてを尽くします」と強調した。

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昨夏に川崎フロンターレから4年契約でプレミアリーグのブライトンに渡り、期限付きでユニオンSGへ送り出された三笘。加入後しばらくは遅い時間帯での途中出場が続いていたが、昨年10月のスラン戦で1人少ない2点ビハインドという状況で投入されるといきなりハットトリックを達成し4-2の大逆転の立役者に。「ハットトリックはキャリア初めてだったのでものすごく自信がつきました」と振り返るウインガーは「点を取った後スタジアムの雰囲気が素晴らしく、アドレナリンがすごかったですね」とも語っている。

また、三笘はウィンターブレイク中に足首を負傷し2月半ばまで戦列からの離脱を余儀なくされたことについて、「治療が思っていたより長く、以前のレベルを取り戻せるのか不安を感じていました。でも幸い、今は問題ありません」と言及。記者に来季もユニオンSGでプレーする可能性について問われると「契約はブライトンとなので、ブライトン次第です。彼らとは連絡をとりあって、試合ごとに連絡があります。離脱中のときも元気にしているか話しかけてくれました」と明かすと、「いずれにせよ、レベルは非常に高いですが、僕の夢はプレミアリーグでプレーすることです」と続けた。

なお、今年1月にDF町田浩樹を鹿島アントラーズからの期限付きで加えたユニオンSGは前節の勝利でレギュラーシーズン1位フィニッシュが確定。10日の最終節でベールスホットをホームに迎え、その後最終順位2位~4位のチームとともにプレーオフ1に臨む。

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