UmtitiGetty Images

バルセロナと契約延長のウンティティ、自身の価値を示すためにレンタル移籍を検討か

バルセロナはなぜ、放出候補だったDFサミュエル・ウンティティと、一転して契約延長を結んだのだろうか。スペイン『スポルト』がその理由を説明している。

今季の出場数はわずか1試合で、昨夏に続きこの冬の移籍市場での放出候補と報じられてきたウンティティだが、バルセロナは10日に同選手と2023年まで結んでいた契約を3年間延長した。『スポルト』はその理由について「ラ・リーガの要求に応じてFWフェラン・トーレスの選手登録を完了するために、ほかの方法がなかった」と説明。今回の契約延長は、ウンティティがチャビ・エルナンデス監督や強化部門のプランに含まれたことを意味しているわけではないようだ。

『スポルト』曰く、ウンティティは前契約期間の2023年までに受け取るはずだった給与額を今回の契約更改により10%引き下げ、出来高払いを含めることにも合意したという。そして残りの90%を、新契約期間の4年半をかけて受け取るとのことだ。

バルセロナはこの契約延長によって人件費を引き下げ、フェラン・トーレスの選手登録が可能に。またウンティティはレンタル含め他クラブに移籍にするとしても、加入先の年俸負担が減るために、そのハードルが低くなったことが考えられる。

スペイン『ムンド・デポルティボ』によれば、ウムティティ本人もバルセロナで出場機会を得るのが難しく、レンタル移籍を考慮しているとのこと。ウンティティは他クラブで自身が有用であることを示し、2026年までとたっぷり契約期間があるバルセロナで居場所を勝ち取る意欲があるようだ。またバルセロナにとってもウンティティが他クラブで本来の価値を示せれば戦力に加えることも売却することもできるため、大歓迎となるだろう。

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