2021-06-30 Ukraine ShevchenkoGetty Images

延長戦終了間際の劇的勝利!ウクライナ指揮官、8強喜ぶもスウェーデンに賛辞「ともに諦めず戦い続けた」

ウクライナのアンドリー・シェフチェンコ監督が、EURO(ユーロ)2020準々決勝進出に喜びのコメントを口にした。

現地時間29日に行われたEURO2020の決勝トーナメント1回戦で、ウクライナはスウェーデンと対戦。90分を終えて1-1で延長戦へ突入。それでもゴールは決まらず、決着はPK戦かと思われた。しかし120分、アルテム・ドフビクが劇的な決勝点を挙げ、2-1で準々決勝進出を果たしている。

この勝利を受け、シェフチェンコ監督は「どちらのチームが勝ってもおかしくなかった」と発言。激闘を演じたスウェーデンに敬意を払いながら、勝ち上がりを喜んだ。『UEFA』公式がその言葉を伝えている。

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「とても素晴らしい試合だった。どちらのチームも負けたくなかったし、ともに諦めず戦い続けた。最後に歓喜のドラマを手にしたことを本当に嬉しく思っている。このパフォーマンス、コミットメントにより、我々はウクライナ国民の期待に応じることができたと思う」

「立ち上がりからどのように戦うべきか、みんなが理解していたと思う。ある程度守勢になりながらも堅実なディフェンスが必須だったと思っている。幅広いエリアをカバーしたMFは本当によく頑張ってくれた。(アンドリー)ヤルモレンコのポジションをちょっと変えたんだ。ゲームを完全にコントロールできたわけではなかったが、機を見た攻撃でいい流れを生み出してくれたね」

「グラスゴーまで来てくれたウクライナのサポーターにも感謝の言葉を伝えたい。ベスト8進出というこの成果は、私が心から願っていたものだ」

ウクライナはこの後、グラスゴーからイタリア・ローマに移動し、7月3日に準々決勝イングランド戦へと挑む。

シェフチェンコは現役時代、ウクライナ代表としてEURO2012グループD第3節でイングランドと対戦した経験を持つ。70分から途中出場するもゴールは奪えず、ウェイン・ルーニーのゴールで0-1と敗れることに。ウクライナはグループ3位に終わり、稀代のストライカーにとってこの一戦が代表ラストマッチとなった。

果たして指導者に転身したシェフチェンコは、9年越しにイングランドへのリベンジを果たすことができるのだろうか。

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