Serhiy-Rebrov(C)GettyImages

ウクライナのレブロフ監督がUEFA会長の発言に言及「予選突破への怒りとモチベーションを高めた」

ウクライナ代表のセルゲイ・レブロフ監督は、UEFA(欧州サッカー連盟)のアレクサンデル・チェフェリン会長がイタリアがEURO2024の出場権を獲得できなかったら「大惨事」だと発言したことについて言及した。

ウクライナは現在、EURO2024予選グループCのホームゲームを全て中立地で開催。7試合を終えて3位につけており、最終節のイタリア戦に勝利すれば、出場権が確定する状況となっている。また、そうなればイタリアはプレーオフに回ることになる。

そんな中、UEFA(欧州サッカー連盟)のアレクサンデル・チェフェリン会長は、イタリアが2018年と2022年の二つのワールドカップ出場を逃したこともあり、先月には「イタリアはEURO2024の出場権を獲得しなければならない。そうでなければ大惨事になる」と『LaPresse』で主張。加えて、「イタリア代表は重要すぎる試合となるが、ウクライナには勝つと思う」と語っていた。

レブロフ監督はこの発言について、すでに出場権を獲得しているイングランドに次ぐグループ2位の座を確保するため、選手たちのモチベーションをさらに高めるのに役立っていると明かした。

「彼(チェフェリン)の発言に興味はない。そのようなコメントに注目するのは我々の仕事ではない。ただ、本当にできたことは、私の選手たちに影響を与え、予選突破への怒りとモチベーションを高めたことだ。チャンスは十分にあると思う。(9月にイタリアが2-1で勝った)サン・シーロでの試合とは違う。

満員のスタジアムが応援してくれるだろう。最近ブレーメンでプレーしたときも、たくさんのウクライナ人の応援があった。きっとここでも同じで、スタジアムが満員になり、僕らの国旗が掲げられるはず。また違ったものになるだろう」

ウクライナはイタリアに勝利してEURO2024への出場を確定できるだろうか。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0