ヨーロッパサッカー連盟（UEFA）は、チャンピオンズリーグ準々決勝のレアル・マドリーとユヴェントスの一戦を裁いたマイケル・オリヴァー主審、およびその妻に対するサポートを申し出たことを明らかにした。
オリヴァー氏は11日に行われたCL準々決勝セカンドレグのレアル・マドリー対ユヴェントスを担当。試合はファーストレグを0-3と落としていたユヴェントスが敵地で3点を先制し、2戦合計で同点となる白熱した展開となった。そのまま延長戦に突入かと思われた後半アディショナルタイム、レアルにPKが与えられて奇跡の逆転は起こらずユヴェントスは敗退した。
試合後、PKの判定に批判が相次いだオリヴァー氏、さらに同じく審判でもある妻に非難が殺到。行き過ぎた嫌がらせにUEFAのスポークスマンは「オリヴァー氏と妻に対する嫌がらせを強く非難する」と語った。
「彼らにはすでにコンタクトを取り、サポートを申し出た。関係各所が問題行為を行なった個人に対し、適切な対応を取ることを期待している」
なお、オリヴァー氏は16日に行われたプレミアリーグのウェスト・ハム対ストーク・シティ戦で、騒動後初の主審を務めた。
