欧州サッカー連盟(UEFA)は、ロシアへの制裁を一部解除し、同国のU-17代表チームの主催大会への出場を認めた。
2022年2月、ロシアとウクライナ間の緊張が高まる中、ロシア軍が隣国への侵攻を開始した。この影響はフットボール界にも及んでおり、直後に国際サッカー連盟(FIFA)とUEFAは同国代表チームとクラブチームに対して両団体の主催大会への出場を禁止する措置を取り、これにより男女年代問わずワールドカップやEURO、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグといったクラブコンペティションへの参戦が不可能になった。
その措置が取られてからロシア代表チームとクラブチームは国際大会でプレーできていないが、UEFAはこの度同国への制裁を緩和する決定を下し、ユース年代に限って19カ月ぶりに同組織の主催大会でプレーできることになる。
UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は「UEFAは、暴力と侵略に反する立場を取ることを受け、ロシアシニアチームに対する出場停止を継続する。UEFAはこの戦争が終わり、平和が戻るまでこのスタンスを継続する。しかし、私たちの大会から子供たちを締め出すことは、彼らの成長のための基本的な権利を保てないだけではなく、彼らに対しての直接的な差別にもなっている」と語った。
ただし、ロシアのユースチームに対しては、同国内で試合を開催できず、代表チームのユニフォームの着用が認められず、国旗を掲げたり、国歌の演奏も認められないといった条件が課されている。
なお、U-17欧州選手権は来夏にキプロスで、U-17女子欧州選手権は来夏にスウェーデンで開催される予定だ。
