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“アセンシオ包囲網”が奏功? U-24日本代表DF旗手怜央がマッチアップ語る「4人で上手く封じ込めた」

U-24日本代表DF旗手怜央が、U-24スペイン代表との一戦を振り返っている。試合後のオンラインメディア対応で語った。

東京五輪で金メダルを目標に掲げる日本。大会前最後の強化試合となる17日のキリンチャレンジカップ2021では、優勝候補のスペインと激突した。

試合では大部分でスペインにボールを支配されたものの、前半終了間際に久保建英がドリブル突破からクロスを供給。堂安律が合わせてリードを奪った。

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互いに大幅にメンバーを入れ替えつつ戦った後半には、78分にペドリのスルーパスから左サイドに抜け出したフアン・ミランダが中央に折り返し、ハビ・プアドが同点弾。それでも、日本はそれ以上得点を許さず1-1のまま試合を終えることとなった。

合計9名を入れ替えた中で板倉滉とともに数少ないフル出場選手となった旗手。強豪とフルタイムを戦う中で「攻撃の部分は求められていると思うので、持っている力を精一杯出せればと思いました」と振り返る。

複数のポジションでのプレーが可能だが、スペイン戦では左サイドバックとして試合に入り、後半途中から一列前にポジションを移動。出場時間の大部分で、68分までプレーしたオーバーエイジのレアル・マドリーFWマルコ・アセンシオとマッチアップしていた。

世界的なアタッカーとの対峙では「勝負させられるとスピードや体格は劣るので、(アセンシオがボールを)持つ前にプレスをかけることを意識していました」と語る。また、封じ込め策が功を奏した実感も得ているようだ。

「僕一人でアセンシオ選手を抑えたわけではなく、相馬(勇紀)選手や板倉(滉)選手、冨安(健洋)選手に声をかけて4人で上手く封じ込めた。そこはみんなのおかげかなと思います」

旗手は川崎フロンターレの選手としてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を終えたばかりでの合流となっているが、「キツい中でも質を求めつつ、走ることができていたので良かったと思います」とコメント。本大会に向けて、良い準備ができているようだ。

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