清水エスパルスに所属するU-17日本代表MF矢田龍之介について、イタリアのサッカー情報サイト『TUTTOmercatoWEB』が20日、特集記事を組んだ。
インドネシアで開催されているU-17ワールドカップ（W杯）2023。U-17日本は、ラウンド16でU-17スペインに1-2で敗れて敗退が決定した。しかし、この試合の68分から途中出場した矢田に対し、イタリアメディアも注目している。
『TUTTOmercatoWEB』は、若き逸材を扱う「今日の才能」の特集コーナーに矢田を選出。「日本からヨーロッパを熱く夢見るリュウノスケ・ヤダ」との見出しで、「欧州サッカーへと大きな飛躍を果たす準備ができた日本の新たな才能」などと紹介されている。
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また特集では、清水の下部組織に所属する17歳MFが、過去にスペインのマジョルカの練習に参加した経験があることにも言及。そのうえで「テクニックとスピードのあるMFで、強みはラストパスだ」と指摘した。
フィジカル面に関しては「若い年齢もあり、まだ成長の余地はあるが巨人とは言えない」との見解も示しているが、「技術力は本当に高い」と清水の逸材のテクニックを称賛。「良いキックに素晴らしい戦術眼があり、攻撃的選手として成功できる」とし、将来に期待を寄せた。果たして矢田は、イタリアの特集記事が紹介したように「欧州サッカーへと大きな飛躍」を見せるのか、今後の成長と動向は注目されるところだ。
