20231120_Japan_Spain(C)Getty images

U-17日本代表、スペインに敗れ3大会連続16強でW杯敗退…名和田弾で一時同点もバルセロナFWが決勝点

U-17日本代表は20日、インドネシアで開催されているU-17ワールドカップ(W杯)2023のラウンド16でU-17スペイン代表と対戦した。

グループDを2勝1敗で終えて首位アルゼンチン、2位セネガルと同勝ち点ながら3位に回ったものの各組3位チームの成績上位4カ国に入って決勝トーナメントに進出していた日本。一方のスペインはグループBを2勝1分け無敗の首位で通過している。

早々の8分、フアン・エルナンデスが味方と連係しながらセンターサークル付近からボックス手前まで侵攻してパス。中央のマルク・ギウがスルーした背後から飛び出したクイム・ジュニェントに先制点を奪われる。

立ち上がりからスペインのパスワークに翻弄された印象の強い日本だが、徐々にインテンシティを高めて反撃に出た。佐藤龍之介が右サイド高い位置でボールを奪ってマイナス方向へ折り返すとボックス手前中央の名和田我空が右足を一閃。強烈なシュートを突き刺して同点とする。

後半に入ってからは守勢に回る時間が続く日本。すると74分、マルク・ギウの裏抜けを許して完全に一対一の構図に。GK後藤亘のセーブは及ばず、バルセロナでトップチームデビューも果たしているタレントに勝ち越し弾を奪われた。

終盤にかけてシュート回数を増やしていく日本だったが、再び追いつくことはできず。2017年、2019年に続いて3大会連続のベスト16で大会を終えている。

■試合結果
U-17スペイン代表 2-1 U-17日本代表

■得点者
スペイン:クイム・ジュニェント(8分)、マルク・ギウ(74分)
日本:名和田我空(40分)

広告