2019_11_16_Doan(C)Kenichi Arai

U-22日本代表、コロンビアに0-2完敗…後半に久保、堂安、三好で2列目形成も機能せず

国際親善試合のU-22日本代表vsU-22コロンビア代表が、17日にエディオンスタジアム広島で行われた。

来年夏の東京五輪に向けて強化を進める日本。メンバー発表時に「現時点でのU-22のベスト」を選考したと語った森保一監督は、スタメンにもA代表経験者を多く配している。

先日にマジョルカで初ゴールを記録して欧州4大リーグにおける日本人最年少記録を樹立したMF久保建英や、A代表のレギュラー格であるPSVのMF堂安律をはじめ、ズヴォレMF中山雄太、フローニンゲンDF板倉滉ら5名の海外組がスタートからピッチに立つことに。今回もこの世代で基軸としてきた3-4-2-1を採用し、トップには鹿島アントラーズFW上田綺世を据えている。

試合の立ち上がりからボールを持たれる日本だったが、7分にはピッチ中央付近でボールを受けた久保がドリブルを開始すると、ボックス手前で相手に倒されてFKを獲得する。しかし、直後に久保が直接狙ったシュートは壁に阻まれた。

さらに、10分に今度は堂安がドリブルからFKを獲得し、自らキッカーを務めて左足を振り抜く。これも枠を捉えないが、シャドーに入っている2人がスキル生かして積極的に仕掛ける場面を目立たせる。

その後も日本が久保らを中心に良い形で試合を進めるなか、コロンビアは26分に反撃。後方からのフィード1本に抜け出したルイス・サンドバルが左足でシュートを浴びせたが、を外れて日本は難を逃れる。

ここからやや重心が下がり劣勢が続く日本は36分にもピンチを迎える。コロンビアのショートカウンターからボックス中央に抜け出したリカルド・マルケスがGK大迫敬介との一対一の場面で倒れ込む。しかし、これはシミュレーションの判定でPKにはならない。

ヒヤリとさせられるシーンが続いた日本はハーフタイム中に選手を交代。上田綺世に代えて小川航基を送り出す。しかし、後半開始早々にコロンビアにチャンスをものにされる。47分、ボックス内に蹴り込まれたボールをニコラス・ベネデッティ・ロアに落とされ、サンドバルに強力なグラウンダーシュートを放たれる。GK大迫は反応したものの勢いを殺し切れず、ボールはゴールに吸い込まれた。

日本はその後も押し返せない時間が続き、うまく緩急をつけて攻め立てるコロンビアに幾度もピンチに追い込まれる。すると59分、ベネデッティがドリブルでボックス手前中央まで運び、日本の選手たちを引き付けてラストパス。ボックス右でフリーになったフアン・ラミレスに左足で沈められ、2点差をつけられる。日本はさらに選手を入れ替え、岩田智輝、菅大輝に代えて原輝綺、三好康児を投入。布陣を4-2-3-1に変更し、中盤に左から久保、堂安、三好を並べる。

日本はボランチが積極的に2列目に縦パスを打ち込んでチャンスを作ろうとするが、久保や堂安らには厳しいチェックがかかりなかなかシュートまで至らない。反対に、後半半ばに差し掛かり次々に選手を入れ替えるコロンビアが再びギアを上げて矢継ぎ早に危険な攻撃を繰り出す。そんななか、35分には左サイド深い位置の久保が中央に折り返し、浮いたボールを上手く胸トラップした堂安が右足でシュートを放ったがGKエステバン・ルイスに止められる。

直後にも自陣内でボールを持った堂安が最前線に浮き球のスルーパスを供給。高精度のパスに抜け出した小川のシュートは左ポストに嫌われて得点とはならない。日本は82分に堂安に代えて食野亮太郎、88分に田中駿汰に代えて前田大然を送り出す。攻撃に比重を傾けていく。

しかし結局、日本が一矢報いることはなく試合が終了。強豪国の強さを肌で感じる結果となった。

■試合結果
U-22日本代表 0-2 U-22コロンビア代表

■得点者
日本:なし
コロンビア:ルイス・サンドバル(47分)、フアン・ラミレス(59分)

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