Sandro Tonali AC Milan 2020-21Getty

コロナ感染相次ぐU-21イタリア代表がU-20と入替も“免疫獲得”のトナーリらは試合へ

イタリアサッカー連盟(FIGC)は12日、U-21欧州選手権予選アイルランド代表戦(13日・ピサ)のメンバーについて、新型コロナウイルス感染防止のためにU-20と入れ替えることを発表した。

U-21イタリア代表では、これまでにミランMFマッテオ・ガッビアやインテルDFアレッサンドロ・バストーニら選手5名およびスタッフ1名の新型コロナ感染が発覚。9日に敵地で予定されていたアイスランド代表戦が延期となった。

しかし、13日のアイルランド戦が迫る中で新たにスペーツィアDFリッカルド・マルキッツァら3選手の陽性を確認。このためFIGCは、7日の合宿開始以降、2度の検査で陽性者が発生していないアルベルト・ボリーニ率いるU-20をアイルランド戦に出場させることを決定した。

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また、U-21所属選手のうち、過去に新型コロナウイルスに感染して回復が確認されているミランのMFサンドロ・トナーリ、フィオレンティーナのFWパトリック・クトローネ、カリアリFWリッカルド・ソッティル、エンポリMFサムエレ・リッチの4名については、UEFAの承認を得た上でU-20のメンバーに合流させることを決めている。なお、トナーリおよびソッティルの過去の感染についてはこれまで公表されていなかった。

U-21のパオロ・ニコラート監督に代わりピサ戦で指揮を執るU-20のボリーニ監督は、意気込みを語りつつ感染した選手たちへ見舞いの言葉を述べた。

「緊急事態の中でチームはプロフェッショナルで模範的な姿勢を見せている。これほど重要で名誉ある試合において、我々の最大限の力を発揮できるよう最善を尽くしたい。そして、何よりもU-21の選手たちの回復を祈っている」

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