アビスパ福岡は8日、DF冨安健洋がシント=トロイデンVV(ベルギー)へ完全移籍にすると発表した。冨安は福岡県出身の19歳。昨年はU-20日本代表としてFIFA U-20ワールドカップ韓国にも出場した。
2016年に福岡の育成組織からトップチームに昇格した冨安は、福岡の公式サイトを通じ、「この度、ジュニアユースから含めると7年間お世話になったアビスパ福岡を離れ、移籍する決意をしました。この7年間、アビスパ福岡でなければ、ここまで来ることができなかったと思います。アビスパ福岡に携わる全ての方々に支えられ成長することができました。本当に感謝しています」と感謝のコメント。さらに、次のように続けた。
「しかし、まだ何かを成し得たわけでもありませんし、掴み取ったわけでもありません。これからたくさんの高い壁があると思いますが、アビスパのプライドを持って自分らしくひとつひとつ超えていきたいと思います。J1に昇格出来ずにチームを出て行き、それでも応援して下さいというのは無責任です。でも、ぼくは常にアビスパのことを応援し続けますし、アビスパの躍進に対し、刺激を受けさせていただくと思います。心の片隅でいいので応援していただけると嬉しいです。本当に7年間お世話になりました。ありがとうございました」
冨安はJ1リーグ戦10試合に出場。昨季はJ2リーグ戦35試合に出場して1得点を記録している。


