■U-17W杯 日本 6-1 ホンジュラス
日本:中村(22、30、43分)、久保(45分)、宮代(51分)、鈴木(90分)
ホンジュラス:(36分)
FIFA U-17ワールドカップインド2017のグループステージ第1戦が8日に行われ、グループEではU-17日本代表とU-17ホンジュラス代表が対戦した。試合は日本が6-1でホンジュラスを下し、初戦で白星を収めた。
昨年行われたAFC U-16選手権2016 でベスト4に入り、2大会ぶり8回目の出場を果たした日本。グループステージではホンジュラス、フランス、ニューカレドニアと同グループのE組を戦う。8月のチェコ遠征では、本大会にも出場するアメリカらを相手に4戦全勝を飾り、前評判も高い。果たして日本の若武者がどこまで勝ち上がれるのか、注目が集まる。日本のスタメンはGK谷晃生、DF喜田陽、菅原由勢、小林友希、鈴木冬一、MF福岡慎平、平川怜、中村敬斗、上月壮一郎、FW久保建英、宮代大聖の11名となった。
試合は序盤から日本がチャンスを作る。6分、相手DFの裏を突いた上月がGKと一対一になりかけたが、ここはトラップが流れてしまい、シュートまで持ち込めなかった。さらに8分、相手GKのキックミスを福岡が拾い、前線へスルーパス。宮代が抜け出してシュートを放ったが、ここはオフサイドの判定となった。
スコアが動いたのは22分。右CKを獲得すると、久保が左足でクロスを入れる。ゴール前に走り込んだ中村がヘディングで叩き込み、日本が先制に成功した。さらに26分には、右サイドを突破した久保がカットインから左足シュートを放ったが、ここはGKアレックス・リベラに防がれてしまった。
30分、ペナルティエリア内右で久保からの浮き球を受けた中村が、相手DFのタックルをかわしてドリブル突破。キックフェイントでGKもかわし、左足でゴールに流し込んで追加点を奪った。
しかし、ホンジュラスも反撃に出る。36分、右CKからルイス・パルマが鋭いクロスを入れる。GK谷がはじき出せず、DFがクリアしきれなかったところを、パトリック・パラシオスが押し込み、ホンジュラスが1点を返した。
日本は1点差に詰め寄られたが、圧倒的な攻撃力を披露する。43分、左サイドの宮代がキープしてタメを作ると、戻しのパスを受けた上月がエリア内にスルーパスを送る。完璧なタイミングで抜け出した中村が冷静に左足を振り抜き、再びリードを広げる。中村は前半だけでハットトリックを達成した。
完全に勢いに乗った日本は、45分にも追加点を挙げる。中村の浮き球のパスに抜け出した久保がエリア内左から左足一閃。GKのニアを抜いてさらなる追加点を奪った。このまま4-1でハーフタイムを迎える。
後半に入っても日本のゴールショーは止まらない。浮き球のパスに抜け出した福岡が左サイドからクロスを入れる。これを宮代がヘディングで押し込み、さらにリードを広げる。日本は53分に平川を下げ、奥野耕平を投入した。さらに60分には中村を下げて池高暢希、78分には宮代を下げて馬場晴也を投入した。
終盤には福岡が足を痛めるアクシデントもあったが、90分には鈴木がチーム6点目を奪う。日本はこのままリードを保ち、初戦で6-1の大勝を収めた。
日本は11日にフランス戦、14日にニューカレドニア戦を戦い、グループ2位以上なら自動的に決勝トーナメントに進出。3位でも上位4チームまでが勝ち上がりとなる。
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