Vincenzo MontellaGetty

日本に敗れ指揮官交代決断のトルコ代表、モンテッラ監督就任を発表!01年には中田英寿らとスクデット獲得

トルコサッカー連盟は21日、トルコ代表監督に元イタリア代表FWのヴィンチェンツォ・モンテッラ氏が就任したことを公式サイトを通じて発表した。

トルコ代表は2021年9月に就任したドイツ人指揮官ステファン・クンツ氏の下で戦ってきたが、今月に行われたEURO(ユーロ)2024予選ではアルメニア代表と1-1と引き分け。さらに続く日本代表との試合では、2-4と敗れていた。来月にはEURO2024予選で重要なクロアチア代表との試合を控える中、トルコサッカー連盟はクンツ監督の解任を決断している。

そして後任として、元アダナ・デミルスポル指揮官モンテッラ氏の就任を発表した。モンテッラ氏にとって、代表チームでの指揮は初めての経験に。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』などの報道によれば、トルコ代表との契約は2026年までの3年間で、来年のEURO2024や2026年ワールドカップ北中米大会への出場を目標とすることになる。

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モンテッラ氏は、かつて2001年にローマでフランチェスコ・トッティ氏や中田英寿氏らとスクデットを獲得した元イタリア代表FW。現在49歳で、12年間にわたる指導者キャリアにおいて古巣ローマのほか、カターニアやフィオレンティーナ、サンプドリア、ミラン、セビージャなどを率いた。

2021年9月からはトルコに新天地を求め、2シーズンにわたってアダナ・デミルスポルを指揮。今年2月にトルコ南部で大地震が発生した際は、現地の惨状を世界へ発信するとともに、地元アダナの被災者の人道支援を目的としたプロジェクトを立ち上げるなど、トルコに貢献している。

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