現地時間11日、EURO(ユーロ)2020が開幕し、スタディオ・オリンピコ(イタリア)でトルコとイタリアが対戦した。
1年の延期を経て、ついに開幕を迎えたEURO2020。首都ローマで開幕戦を迎えたイタリアは、トップのインモービレをベラルディとインシーニェがサポートし、中盤の底はジョルジーニョ、センターバックはボヌッチとキエッリーニが務め、キエーザやベルナルデスキ、ベロッティはベンチからのスタートとなった。
立ち上がりからボールを保持してトルコを押し込んでいくイタリアは17分、左サイドでボールを受けたインシーニェがベラルディとのワンツーでエリア内左に侵入。右足ダイレクトでゴール右隅を狙ったが、シュートは曲がり切らずゴール右へと外れた。
20分には中央突破を図ったインモービレのシュートをソユンチュが体でブロック。手にも当たっていたが、主審は笛を吹かない。22分にはインシーニェの右CKをゴール前でフリーとなっていたキエッリーニが頭で合わせるも、GKチャクルがかろうじてゴール上へとはじき出した。
一方、ゴール前を固めてイタリアの攻勢に耐えつつカウンターを狙うトルコは、中盤でチャルハノールを中心に時折テクニカルなパスワークを見せるものの、最前線で待つユルマズまでボールを供給できず、シュートまで持ち込むことができない。
トルコのシュートを0本に抑えたイタリアだが、自分たちもゴールを奪うことは叶わず、無得点のまま試合を折り返した。
後半、ヤズジュに代わってウンデルを投入したトルコに対し、イタリアはフロレンツィを下げてディ・ロレンツォを投入する。
すると51分、カウンターからウンデルがドリブルで持ち込み、エリア内左から左足でシュート。これはブロックされてGKドンナルンマがしっかりとキャッチした。トルコはこれがこの試合最初のシュート。
イタリアも53分、ペナルティーエリア右でボールを受けたベラルディがメラシュをかわしてエリア内右を深く抉り、ゴール前にシュート性のクロスを入れる。これはインモービレの手前でデミラルがブロックするも、体に当てるのが精一杯でボールはそのままゴールへ。オウンゴールにより、イタリアが均衡を破った。
思わぬ形で先制に成功したイタリアは、トルコの重心が前に傾いたことで攻撃のスペースが生まれ、立て続けに追加点のチャンスを作り出す。それでも攻めるしかないトルコは65分にトゥファンとヨクシュルを下げてカフヴェジとアイハンを投入する。
しかし直後の66分、ペナルティーエリア右でボールを受けたベラルディのクロスを、ファーサイドのスピナッツォーラが胸トラップから右足でボレー。これはGKチャクルがはじいたものの、こぼれ球をインモービレが押し込んでイタリアが追加点を挙げた。
こうなると苦しいトルコ。得失点差のためにも一矢報いたいところだが、ロカテッリを下げてクリスタンテを投入したイタリアは79分、高い位置でGKからのフィードを奪う。素早くパスを繋ぎ、インモービレのラストパスをエリア内左のインシーニェがゴール右へと沈め、イタリアが3-0とリードを広げた。
81分にインモービレとインシーニェがお役御免となったイタリアは、ベロッティとキエーザを投入する。盤石の交代策で最後まで攻撃の手を緩めなかったイタリアが、守備でも決定機を許さず完封。3-0と快勝し、首都ローマで最高のスタートを切った。
■試合結果
トルコ 0-3 イタリア
■得点者
トルコ:なし
イタリア:OG(53分)、インモービレ(66分)、インシーニェ(79分)
