Thomas Tuchel Chelsea Real Madrid Champions League 2020-21Getty Images

ドロー決着に不満のトゥヘル、決定機逸のヴェルナーに「悲しかったし怒っていたが…」

チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、レアル・マドリー戦の結果に納得していないようだ。

レアル・マドリーのホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグは、序盤からチェルシーが主導権を握り、14分にクリスチャン・プリシッチのゴールで先制点を奪う。それでも23分、レアル・マドリーがカリム・ベンゼマの見事なボレー弾で追いつくと、試合は1-1のまま90分を終えた。

試合後トゥヘル監督は会見で、結果には不満をのぞかせている。

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「ゴールは当然のもので、少なくともあと1点は取るべきだった。しかし、何もないところから失点してしまった。個人のクオリティの高さから常に起こり得ることではあるがね」

「前半は力強いプレーをできていたので、勝つべきだったと思う。残念ながら少しアンラッキーで、相手ボックス内で冷静さと判断力を欠いていた。セットプレーで失点はしたが、試合を通じてディフェンスは強かったと思う。これが事実だ。ストーリーなど信じていない。自分自身と、最高のパフォーマンスを発揮するために必要なものを信じている」

続けて「前半は勝って当然だった。非常に早い段階で試合を決めることができたかもしれない」と語ったトゥヘル監督。この試合でも決定機を外してしまったティモ・ヴェルナーについて問われると、以下のように擁護した。

「(前節)ウェスト・ハム戦でも決定機を逃し、今日もそうなってしまった。それは仕方がないことだが、そのことで泣いたり常に後悔するのも仕方がないことだよ。チャンスを逃したことよりも大変なことを抱えている人が何百万人といるんだ。明日のことは誰も気にしない。これがスポーツの良いところだよ。今日は悲しかったし、怒っていた。普通のことだ」

「彼は怒っている。失望しているかもしれない。でも明日はオフで、次の日には顔を上げないとね。プロフェッショナルであるし、懸命に頑張っている。我々の出番だ。決してプッシュすることはやめないし、信じることを止めない」

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