Tomas-Tuchel(C)Getty Images

トゥヘルがチェルシー復帰を希望か…一方で帰還には"条件付き"と報道

現バイエルン・ミュンヘン指揮官のトーマス・トゥヘル監督が古巣復帰を視野に入れているようだ。

今シーズン限りでバイエルンの指揮官を退任することが決まっているトゥヘル監督。『SportBILD』によると、ドイツ人指揮官は2022年9月まで率いていたチェルシー復帰を検討しているという。

トゥヘル監督は、2021年冬にフランク・ランパード監督の後任としてチェルシーの指揮官に就任。その半年後にはチャンピオンズリーグ制覇を果たしたが、それから約1年後に当時経営権を引き継いだばかりのトッド・ボーリー氏が「将来のビジョンを共有できていなかった」という理由で解任を言い渡していた。

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チェルシーは現在リーグ11位と低迷しており、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の去就に注目が集まっている。そのような状況下でトゥヘル監督は帰還に前向きだと伝えられた。しかし、復帰には条件があるとのことだ。

条件は、チェルシーの共同オーナーであるトッド・ボーリー氏と仲直りをすること。その場合に限り、スタンフォード・ブリッジへの復帰を検討するという。トゥヘル監督に近い情報筋によれば、適切な機会があれば、トゥヘル監督はすぐにでも新たな監督業に着手する用意があるとされている。

また、トゥヘル監督にはバルセロナの監督就任も噂されているとのこと。ただ、本人は言葉が大きな問題となるスペインよりも、イングランドのリーグとそのダイナミクスに慣れ親しんでいるプレミアリーグへの方が、より適した環境だと考えている模様だ。

指揮官本人はボーリー氏との和解の可能性を楽観視しているとも。チェルシーという若く才能豊かなチームをタイトル争いに絡ませることができると考えられているようだ。

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