バイエルン・ミュンヘンのトーマス・トゥヘル監督は続投となるようだ。
18日にブンデスリーガ第22節が行われ、バイエルンはボーフムと対戦。試合は2-3で敗れている。
14分にジャマル・ムシアラが強烈なシュートを叩き込み先制点するも、38分に浅野拓磨に同点弾を許すと、44分にセットプレーからケベン・シュロッターベックのゴールで逆転。後半にPKで突き放されて試合は終了。ボーフムが大きな勝ち点3を手にした。
トゥヘル監督は試合の『DAZN』で「このような敗戦はフェアではない。今日は多くのことが我々に不利だった。過去2回の敗戦とは違う。うまくいかないことが今日はすべてうまくいかなかった」と話し、「今日の相手には敬意を払わなければならない。レヴァークーゼンやラツィオとは違ったパフォーマンスを見せた」とボーフム戦を振り返っている。
バイエルンはボーフム戦の敗戦により公式戦3連敗。首位レヴァークーゼンとの勝ち点差は8に。試合後には指揮官であるトゥヘル監督の去就について不透明となったことが各方面で報じられる事態に。
JC・ドリーセンCEOはトゥヘル監督がバイエルンの監督にとどまるのか?との質問に「もちろんだ」と回答。また、『Sky Sports DE』のリポーターを務めるフロリアン・プレッテンベルフ氏も「彼は間違いなくFCバイエルンの監督に留まり、解任されることはないだろう」と主張した。
「トゥヘルも辞任は考えていない。彼は戦い続けたいのだ!」と同氏から意志を伝えられたトゥヘル監督。今季のリーグタイトル争いについては「今はあまり現実的ではない」との見解を監督は示しつつも、「でも、昨シーズンも最後の1秒まで望んだし、うまくいった」と諦めないことを誓っている。