現地時間13日、トロフェ・デ・シャンピオンこと、フランス・スーパーカップのパリ・サンジェルマンvsマルセイユが行われた。この一戦で長友佑都、酒井宏樹はそろって先発出場を果たしている。
同コンペティションはリーグ・アン王者とクープ・ドゥ・フランス優勝チームが対戦することになっているが、19-20シーズンはPSGが2冠を達成したこともあり、リーグ2位のマルセイユがPSGとスーパーカップで激突することとなった。
試合は序盤からPSGが攻勢を仕掛けるも、なかなか先制点が生まれず。すると、前半39分に右サイドからアンヘル・ディ・マリアが左足でクロスを放り込むと、ボックス内でマウロ・イカルディが競りながら頭で合わせ、ポストに弾かれたディフレクトを押し込んでPSGが先制。
82分には後半から途中出場したマルセイユGKヨハン・プレが飛び出してイカルディを倒したとして、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を介してPSGにPKが与えられた。このチャンスをネイマールが冷静に決め、PSGが2点をリード。
2点ビハインドのマルセイユは89分、フロリアン・トヴァンが右からグラウンダーのクロスを入れ、ディミトリ・パイェがダイレクトで合わせて1点を返すが、反撃もここまで。2-1でフルタイムを迎えた。この一戦で酒井はフル出場、長友は66分で途中交代だった。
トロフェ・デ・シャンピオンはPSGがこれで2013年大会から8連覇を達成。指揮官マウリシオ・ポチェッティーノにとっては、就任から公式戦3試合目でのタイトル奪取となった。
■試合結果
PSG 2-1 マルセイユ
■得点者
PSG:イカルディ(39分)、ネイマール(85分/PK)
マルセイユ:パイェ(89分)