20210829_Mbappe(C)Getty images

PSGの延長オファー4度拒否でレアル・マドリーへ? ムバッペ、自由交渉の開始が迫る

自由交渉の開始が迫るパリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・ムバッペを巡る各クラブの動きに、スペイン『アス』が注目している。

今季もここまで公式戦8試合4ゴール4アシストを記録するなど、トップクラスの成績を残し続けているムバッペ。2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)ではフランス代表として世界王者にも輝いている。

移籍市場においても常に注目を集めており、特にレアル・マドリーからの関心は以前より報じられていた。2022年1月1日にはPSGとの契約が残り半年となるため、国際サッカー連盟(FIFA)のルールにより他クラブと事前交渉を開始することができる。

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フランスの報道によれば、ムバッペは今季開幕前から2022年夏にフリーで移籍する意思を周囲に伝えていたという。PSGはこれまでに新契約の打診を4度行ったが、いずれも合意には至らなかったようだ。

具体的には、PSGは税抜きで年俸2500万ユーロでの5年契約+1年の延長オプションを申し出たが、ムバッペ側は長期契約に難色。現在と同じ1500万ユーロでの2年契約を再提案したが、これも受け入れられなかったようだ。

そして、獲得競争をリードしていることが伝えられるレアル・マドリーは、1月にムバッペを獲得することも考えているが、2021年夏のオファーが失敗に終わったことから来年夏に主眼を置くようになったという。6年契約を目論んでおり、多額の資金を投じることを計画しているとのことだ。

一方、懸念されることは選手当人がクラブやファン・サポーターからのプレッシャーに耐えられるかどうかという点にあるようだ。PSGのホームゲームではムバッペへのブーイングが日常茶飯事になっており、明確な要求が突き付けられている。

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