postecoglou van de venGetty Images

「長期間の無冠を終わらせたのに…解任は奇妙だよ」トッテナムDFが語るポステコグルー解任劇

トッテナムDFミッキー・ファン・デ・フェンは、アンジェ・ポステコグルー前監督の解任について語った。

2023年夏にセルティックから引き抜かれる形で、トッテナムの指揮官に就任したポステコグルー前監督。1年目はプレミアリーグ5位で終えたが、2年目となった今季はリーグ戦22敗とクラブワースト記録を更新し、最終的に17位に終わっている。それでもヨーロッパリーグでは躍進し、決勝でマンチェスター・ユナイテッドを1-0で下して優勝を成し遂げた。

クラブに2007-08シーズン以来17年ぶりのタイトルと、来季のチャンピオンズリーグ出場権をもたらしたポステコグルー前監督。しかしシーズン中からその去就に注目が集まると、先日解任されることが決まっている。

そしてトッテナムの主力DFとして活躍するファン・デ・フェンは、『Voetbal Zone』で「これは結局クラブの判断だ。僕たち選手はこれに関してほとんど言えることがない」としたうえで、自身の考えを続けた。

「もちろん、彼はこの長い期間で初めてのタイトルを勝ち取り、成功をもたらした監督だ。そういう意味では、この判断は奇妙だと思う。でもクラブの選択であって、僕らが言うことはほとんどない。もちろんブレントフォード指揮官(トーマス・フランク)の噂は聞いているけど、僕らが言えることはないよ」

またファン・デ・フェンは、クラブを去ったポステコグルー前監督についても語っている。

「多くの選手たちが彼を支持していたと思う。さっきも言ったけど、彼はこの長い期間でスパーズに成功をもたらした最初の監督だ。これは彼が100%勝者のメンタリティを持っていることを意味しているよね。解任されたことは不思議だと言えるだろう。でも、僕たちがプレミアリーグで見せたものは、もちろん受け入れられるものではない。複数の要因があり、監督だけが原因ではないよ」

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