Tottenham Hotspur v Eintracht Frankfurt - UEFA Europa League 2024/25 Quarter Final First LegGetty Images Sport

トッテナム内部情報が次々に漏洩…“スパイ”の存在嘆くポステコグルー「これは文化的な問題」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、内部情報の漏洩に関して語っている。

ポステコグルー監督体制2シーズン目を戦うトッテナム。しかしヨーロッパリーグでは準々決勝まで進んだものの、プレミアリーグではすでに16敗を喫して14位と低迷している。さらにサポーターが指揮官と衝突、オーナーの退任を要求するなど不穏な空気が漂っている。

そんな中、10日のフランクフルト戦(1-1)前にウィルソン・オドベールが欠場するとSNS上で噂されると、実際にベンチ入りしたものの出場せず。内部情報が漏洩したと物議を醸していた。昨季途中から度々こうしたリークが話題となるトッテナムだが、ポステコグルー監督も会見で落胆した様子で認めている。

「クラブ内部からリークがあったのは間違いない。誰かが情報を漏らし続けており、今季はずっとそうだ。昨年から始まっていて、芽を摘んだと思っていたが、未だに様々なタイミングで次々と発覚しているね」

そして指揮官は、負傷に関する情報があまりにも具体的なため「スパイ」は選手や代理人ではないとし、また「ある程度の見当」がついていることも明かした。

「特にメディカル情報に関しては、私は非常に慎重に扱ってきた。情報伝達の輪を狭くしようとしてきたんだ。なぜこんなことをするのかわからない。我々にどう役に立つのかわからない。我々はフットボール界にいるし、情報の流れに関しては誰もが自由であるべきと考えていることは認識している。だが、メディカル記録や特定の事案に関しては依然として大きなリスペクトを持っている。選手が情報を開示したくない場合もある。非常にシンプルだ。情報が漏れているという事実は、到底受け入れられない」

「クラブはすでに十分な課題を抱えており、これ以上抱える必要がない。内部で対処していく。正しい行動で、対処していくだけだ」

また指揮官は、「陣営の全員が敵対しているのではなく、共に働いていると信じたい。これは文化的な問題で、私は成功の文化を築くことに力を入れているが、成功している組織ではこんな行動は取らないだろう」とも語っている。

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