トッテナムGKウーゴ・ロリスは、DFダヴィンソン・サンチェスへのサポーターの反応に言及した。
15日に行われたプレミアリーグ第31節で、ボーンマスと対戦したトッテナム。14分にソン・フンミンの2試合連続ゴールで先制したが、38分と51分にネットを揺らされて逆転を許す。それでも88分にアルノー・ダンジュマが同点弾を挙げてこのまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムに痛恨の決勝点を許し、2-3で敗れている。
トップ4争いの中、本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムで痛恨の逆転負けを喫したトッテナム。この試合でクレマン・ラングレの負傷に伴い36分から出場したサンチェスだったが、51分の2失点目後からボールを持つたびにファンのブーイングを浴びることに。59分にはダンジュマと交代すると、それがアナウンスされた際には一部で歓声も上がっている。
主将ロリスは試合後、『beIN Sports』でファンの反応は「クラブにとって悲しいこと」と語っている。
「(ブーイングは)早かった。彼がピッチに入った時からだ。キャリアでもこんなの見たことがない」
「ダヴィンソンに本当に申し訳なく思っている。彼はチームメイトであり、友人であり、もう何年も何年もこのクラブのために戦ってきた。ただただ悲しいよ。クラブにとっても、ファンにとっても、選手にとっても悲しい出来事だ。サッカーで見たくないものだよ」
手痛い敗戦を喫したトッテナムは、31試合を終えて勝ち点53のまま。2試合未消化の4位マンチェスター・ユナイテッド(勝ち点56)にさらに差を広げられる可能性がある他、6位アストン・ヴィラが3ポイント差まで迫っている。




