Ange Postecoglou Tottenham 2023-24Getty

今季初黒星も選手を称えるトッテナム指揮官、何度も介入したVARに「好きではないが…」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、選手を称えつつもVARに対する不満を漏らした。

6日に行われたプレミアリーグ第11節で、チェルシーをホームに迎えたトッテナム。開始6分で先制に成功したものの、33分にクリスティアン・ロメロが一発退場となり、このファールで与えたPKから失点する。さらにデスティニー・ウドジェも退場となると、その後3失点を喫し、1-4で敗れた。

これが今季初黒星となり、2位に転落したトッテナム。しかし、2人退場者を出した後もハーフウェーライン付近までDFラインを上げるなど強気な姿勢を見せ、実際に決定的なチャンスを何度も作っていた。試合終了後、本拠地のサポーターは大合唱でチームを称えている。

『BBC』のインタビューに応じたポステコグルー監督は、「かなり多くの出来事が発生し、何度もVARが介入した。私にとって分析するのは難しい試合」と前置きしつつ、選手を称えている。

「私は選手を心から誇りに思う。最後まで我々全員のために何かを起こそうとした。これ以上のことはできないだろう。この試合では意思や努力、決意を見せてくれたね」

なおこの試合では、前半だけで6回VARが介入。4つのゴールが取り消しとなり、さらにロメロが一発退場となった。VAR介入とチェックに要した時間について問われた指揮官は、以下のように語った。

「好きではないね。だが、その一部は自分たちで招いたことでもある。もし我々が毎週判定について文句を言い続ければ、そうなるだろう。すべてを科学的にチェックし、すべての試合で判定を待つ間長い時間座って過ごすことになる」

「それは好きではないけど、それが我々の目指す場所だと言われ続けているので、おそらく孤立した考えなのだろう。私の考えはあまりにも古いので、審判の判定が正しいのか、間違っているのかは尊重する。だが、試合の流れが重要だ」

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