トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督の進退について、『The Athletic』が分析している。
19日に行われたプレミアリーグ第22節で、エヴァートンと対戦したトッテナム。ケガ人が相次ぐ中で3バックシステムを採用して敵地での一戦に挑んだが、前半だけで3失点。終盤に2点を返したものの、2-3で敗れた。これが今季プレミアリーグ12敗目となり、勝ち点24のまま15位に転落している。
ダニエル・レヴィ会長が見守る中で厳しい敗戦を喫し、これでリーグ戦直近6試合は1分け5敗となったトッテナム。『The Athletic』のジャック・ピット=ブルック記者は、「ポステコグルーは本当に監督のままいられるのか?」と題し、以下のように分析した。
「ポステコグルーは何かを変えるためにトライしたが、これまで以上にひどい状況に陥った。最近の不調とケガ人続出をカバーするため、3バックという過激な試みを行った。しかし、これはポステコグルーの勇敢な実権だったのか? もしくは最後の賭けだったのだろうか?」
「だが、これは彼の監督就任以来、トッテナム最悪の試合だった。攻撃面で苦しんできたエヴァートンは、この日はボールを持つ度に得点の香りをさせている。エヴァートンにとっては、これほどまでにひどいトッテナムと対戦できたことは幸運で、自信を取り戻せるだろう」
「ファンの抗議が続く中、レヴィ会長はこの試合を厳しい表情で見守った。確かに終盤には挽回したものの、全体的に見れば、監督が状況を変えようとレバーを引いたものの、事態を悪化させただけのように思える」
「チームは戦術的にめちゃくちゃで、プレミアリーグのどのクラブにも大差で負けていただろう。このチーム、あるいはこのプロジェクトは終りを迎えたように感じる」
トッテナムの次戦は23日、ヨーロッパリーグ・リーグフェーズでホッフェンハイムと対戦する。
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