トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は、指揮官交代に揺れるディナモ・ザグレブ戦について語った。
ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16セカンドレグで、トッテナムはディナモ・ザグレブと対戦する。しかしこの一戦の数日前、ディナモ・ザグレブのゾラン・マミッチ監督が突如辞任。同指揮官は2018年、ルカ・モドリッチらを巡る移籍金流用や脱税などの汚職事件で有罪が確定しており、その後上訴して刑期は短縮されたものの、15日には4年8カ月の禁固刑を受けることに。そのため、セカンドレグの直前に辞任を発表し、指揮官が変わる事態となっている。
ファーストレグは2-0と勝利していたトッテナムだが、直前の指揮官交代にもプランの変更はないようだ。モウリーニョ監督は「(その件については)コメントしたくない」としつつ、何も変わらないと予想している。
「異常な状況? そうだね。しかし、私にどうしろと? 私は(こんな経験をしたことを)覚えていない。記憶にないね」
「同じ選手で同じチーム、そしてアシスタントコーチが監督になった。考え方や哲学だって同じだ。2日間で何か変えることはないだろう。アシスタントは監督と考え方を共有するものだし、何も変わらないと思っている」
ディナモ・ザグレブは、マミッチ監督の指揮下で2019-20シーズンのクロアチアリーグで優勝。今季も首位を走っていた。




