トッテナムがバイエルン・ミュンヘンFWマティス・テルのレンタル獲得を発表した。背番号は11。
2022年に17歳でバイエルンに入団したテル。将来を嘱望されてきた現在19歳の同選手は、ファーストチームに定着するが、ハリー・ケインをはじめとした攻撃陣にタレントを擁するチームでなかなか出番に恵まれず。今シーズンも公式戦でわずかに4試合でしか先発出場のチャンスを得られていない。
これを受け、今冬の移籍市場でテルの去就には注目が集まる。マンチェスター・ユナイテッドなどからの関心が届く中、先日にトッテナムが同選手の獲得でバイエルンと合意。しかし、選手自身はトッテナム移籍に難色を示し、この取引は破談に終わると考えられていた。
しかし、移籍市場閉幕を前に大きな動きが起きた。一旦はトッテナム移籍を拒否したと伝えられたテルだが、3日にロンドンに向けて渡航したことが判明していた。そして同日、トッテナムはテルを買取オプションの付帯する2025年夏までの期限付き移籍で獲得したことを発表している。
今シーズンのプレミアリーグで低迷の続くトッテナムは、ここまで多くの負傷者を抱えており、今冬の移籍市場ですでにGKアントニーン・キンスキーやケヴィン・ダンソを獲得。テルは今冬3人目の新戦力になった。




