現地時間19日、イングランド・プレミアリーグ第30節が行われ、トッテナムはホームのトッテナム・ホットスパー・スタジアムにマンチェスター・ユナイテッドを迎えた。
未消化の第28節から再開されたプレミアリーグだが、両チームにとってはこれがリーグ再開初戦。トッテナムはケイン、ユナイテッドはラッシュフォード、ポグバと、リーグ中断前に負傷していた中心選手が復帰を果たし、来季のチャンピオンズリーグ出場に向けての重要な直接対決に臨んだ。
立ち上がりのペースを握ったのは、ポグバをベンチに置いたユナイテッド。冬に加入して瞬く間にチームの中心選手となったブルーノ・フェルナンデスが攻撃のタクトを振るい、トッテナムにとって非常に嫌なポジションでボールを受けてパス回しにリズムを生み出す。21分、ブルーノ・フェルナンデスがダイレクトで上げた右クロスをダビンソン・サンチェスがクリアしきれず、エリア内左で拾ったラッシュフォードがダイレクトで押し込む。しかし、これはGKロリスが素晴らしい反応でブロックした。
一方、思うようにケインにボールが収まらないトッテナムだが、鋭いカウンターは健在。27分、ロリスのロングキックから、こぼれ球を拾ったベルフワインが一瞬でトップスピードまで加速すると、あっという間にユナイテッド守備陣を置き去りに。そのままエリア内右から放った強烈なシュートは名手デ・ヘアもはじききれず、トッテナムが先制する。
先制したトッテナムは31分にも、右サイドを抜けたベルフワインのクロスをファーサイドでフリーとなっていたソン・フンミンが頭で合わせるが、今度はGKデ・ヘアが素晴らしい反応でゴール上へとはじき出した。
トッテナムが1点をリードして迎えた後半、追いかけるユナイテッドがボールを回して攻勢に出る。54分、B・フェルナンデスのシュートはゴール左へとわずかに外れた。
守勢に回ったトッテナムだが、守備陣は慌てずに対応し、ゴール前へのボールはことごとく跳ね返していく。また、ボールを奪った後の守備から攻撃への切り替えが非常に速く、ボールポゼッションは譲っても主導権は渡さなかった。
流れを変えたいユナイテッドは62分、ジェームズに代えてグリーンウッド、フレッジに代えてポグバを投入する。すると64分、ポグバからのパスを受けたB・フェルナンデスが巧みな反転からゴール前に鋭いパス。これがエリア内右のマルシャルの足元にピタリと収まるが、シュートはDFにブロックされGKロリスが難なくキャッチする。
66分には、25の折り返しをゴール前で受けたマルシャルが左足でシュート。ゴール右上の決まってもおかしくないコースに飛んだが、ここは守護神ロリスが素晴らしい反応ではじきCKへと逃れた。
ポグバ投入で明らかに流れが変わったことを受け、トッテナムは70分、ベルフワインに代えてロ・チェルソ、ラメラに代えてジェドソン・フェルナンデスを投入。それでも流れは変わらず、79分にはペナルティーエリア右でボールを受けたポグバがドリブルで仕掛け、巧みなフェイントでダイアーをかわす。たまらずダイアーが後ろから倒してしまい、ユナイテッドがPKを獲得する。これをB・フェルナンデスが冷静にゴール左へと沈め、ユナイテッドが同点に追いつく。
89分、ユナイテッドはマクトミネイに代えてバイリーを投入。するとその直後、ラッシュフォードからのパスをエリア内で受けたB・フェルナンデスが倒れると、主審は再びPKスポットを指す。これにはモウリーニョ監督も激昂し、選手たちも猛抗議。VARの結果、ファールではなかったことが分かり判定は覆された。
アディショナルタイムの5分間でも決勝ゴールは生まれず、互いに勝ち点1を分け合う結果に終わった。
■試合結果
トッテナム 1-1 マンチェスター・U
■得点者
トッテナム:ベルフワイン(27分)
マンチェスター・U:B・フェルナンデス(81分PK)
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