トッテナムMFジェームズ・マディソンは、話題を集めるマンチェスター・ユナイテッド戦のパフォーマンスについて言及した。
今季トッテナムで公式戦32試合出場10ゴール6アシストを記録するマディソン。しかしベンチに座る機会も増加しており、チームの低迷もあって現地では批判の声も上がっていた。特に“辛口”で知られるロイ・キーン氏は、『Sky Bet』の番組内で以下のように酷評している。
「(FAカップで)タムワースと対戦していたが、(延長戦前に)外された。タムワースはノンリーグだぞ。マディソンが最高だと言う人もいるが、いつになったら打席に立つんだ? レスターで降格したし、トッテナムでも降格するだろうね。彼が戻ってきて6位以内に入れると思っているなら、それは夢物語だろう。イングランドには300チームあるが、彼はどのチームにも入れない。みんな自分を騙しているんだ」
そんな28歳MFだが、16日のプレミアリーグ第25節マンチェスター・ユナイテッド戦では13分に決勝点を叩き込み、チームを1-0の勝利に導いた。そしてゴール後には唇に指を当てて「黙れ」とジェスチャーし、現地で注目を集めている。
これについて問われたマディソンは、「僕は常にゴールを決めるタイプのMFだったよ。だからスパーズは契約を決めたんだ。クリエイティブな表現として、ゴールを決める。今週は外からの雑音もあったね。誰もがそれぞれの意見を持っている。だけど、僕以上に僕を批判する人間はいないよ。監督は僕らに外に出ないことを好んでいるけど、SNSは難しいね」と語った。
一方でアンジェ・ポシテコグルー監督は、「誰もが彼のセレブレーションについて語っているね。彼は言われたことを受け入れず、やり返したのも驚きはないよ。クオリティの高い選手であり、それはゴール数を見ればわかるはずだ」と擁護している。




