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15位低迷でファンは会長へ抗議…トッテナム指揮官、責任を痛感「失敗したのは私だ」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、ダニエル・レヴィ会長への批判に言及している。

直近の11試合でわずか5ポイントの獲得にとどまり、プレミアリーグで15位に沈むトッテナム。こうした状況からファンの苛立ちが募っており、怒りの矛先はレヴィ会長へ。同氏が会長を務める24年間で、獲得したタイトルが1つ(2007-08シーズン:リーグカップ)にとどまっていること、指揮官を16人も交代してきたことなどから、先日ホームで行われたエルフスボリ戦(3-0)では「レヴィ・アウト」のチャントが響き渡っている。

こうした状況について会見で問われたポステコグルー監督は、「何かを成功しようとする時、団結が必要だといつも言ってきた。そうしようとして失敗したのは、おそらく私だ。リーグ戦の調子が悪いせいで、ファンの心が今この瞬間から離れてしまっている」と自身の責任を語った。

以下に続く

「(エルフスボリ戦の)ファンは良かったと思うよ。彼らは我々が若いチームであることを理解していて、試合終盤には若手選手を見て心から興奮していた。我々はそのサポートをうまく活かしたい。シーズン最終盤で何か特別なものを掴むためには、彼らのサポートが必要なんだ」

「私はよくこの場で『何をすべきか、しないべきかを指示することはできない』と言ってきた。私の役割は、我々が団結し、団結しなければいけない環境を作ることである。特に困難な時期に考え方や集中力がバラバラになることは絶対に避けたいんだ」

また指揮官は、レヴィ会長とファンの関係から「団結は不可能か、それとも期待できるのか?」と問われると、「実現できないというわけではなく、より困難になるというだけだ」とし、以下のように続けた。

「私にとって珍しいことではなく、他のクラブでも経験したことがある。ピッチでうまくいっていれば全員が再び一致団結するものだよ。私ができるのは、チームを軌道に戻し、サポーターに楽しんでもらうために全力を尽くすだけだ」

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