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「トッテナムファンの要求は会長の解任。監督じゃない」「恐怖に飲まれているかも」英解説者が持論

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督について、現地解説陣が持論を展開した。

今季はプレミアリーグ24試合を終えて14位に低迷するトッテナム。そして6日にはリヴァプール相手にセカンドレグで逆転を許し、リーグカップ準決勝で敗退。さらに9日、FAカップ4回戦でアストン・ヴィラに1-2で敗れて敗退が決まっている。

立て続けに2つのカップ戦で敗退し、非常に厳しい時を過ごすトッテナム。サポーターからダニエル・レヴィ会長解任を求める声が高まる中で、今季も現実的なタイトルは決勝トーナメントへ進んだヨーロッパリーグのみとなっている。こうした状況からポステコグルー監督の進退を問う声や選手に対する圧力も激しくなっているが、アラン・シアラー氏が『BBC One』で以下のように語った。

「トッテナムファンの声を聞くと、彼らが何を望んでいるかは明らかだ。それは監督とは関係ない。彼らの声は一貫しており、望んでいるのはレヴィの退任だ。責任は会長にあると感じている。だがそうは言っても、疲弊したリヴァプール戦の後で後半10分までリアクションを待つべきではないよ。すぐにリアクションしないと。それは監督からしか引き出せないものだ」

一方でかつて指導を受けたジョー・ハート氏は、「トッテナムは恐怖心を抱いてプレーしている。厳しい状況で、ポステコグルーもそれを感じているのかもしれない」としつつ、持論を展開した。

「彼は自分の信念が試されており、自問自答し続けている。しかし、だからこそサポートが必要なんだ。全員が同じ考えを持たないとね。ファンが一方方向に批判し、ポステコグルーは負傷者について話し、選手はもっと良いプレーをしないといけないと考えている。これは良い状態じゃないよ」

トッテナムの次戦は16日、プレミアリーグ第25節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。

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