トッテナムがFWギャレス・ベイルの復帰に向けて交渉を行っているようだ。イギリス『BBC』が伝えた。
2013年のレアル・マドリー加入まで、トッテナムでプレーしたベイル。ホワイト・ハート・レーンを舞台にPFA年間最優秀選手に2度輝くなどの好成績を残した同選手だが、スペインでは近年輝きを放つことができておらず、ジネディーヌ・ジダン監督の構想外に。移籍市場の度にサンティアゴ・ベルナベウからの退団が報じられている。
今夏も例年同様にレアル・マドリーから退団する可能性が浮上するものの、移籍市場閉幕まで3週間になっても具体的な話はなく、最終的に残留すると考えられていた。
しかし、ベイルの代理人であるジョナサン・バーネット氏は『BBC』に対し、「ギャレスは今でもスパーズが大好きだ。このクラブこそ彼が望んでいる場所だ」と明かし、トッテナム復帰の可能性をほのめかした。
なお、現段階でベイルは期限付きでレアル・マドリーから離れる可能性が高いという。しかし、レアル・マドリーは高給取りの1人である同選手の放出を希望しており、完全移籍の可能性もゼロではないようだ。ただし、週給60万ポンド(約8160万円}とされるサラリーがトッテナム行き実現に向けての大きなハードルになる可能性があると指摘されている。
31歳のウェールズ代表ウィンガーに対しては、先日からマンチェスター・ユナイテッド行きの可能性も浮上していた。ジェイドン・サンチョをトップターゲットにする同クラブだが、獲得に失敗した際の代役としてベイルに関心を寄せると伝えられている。しかし、17歳の時に加入し、トップ選手の1人になるまでの成長を支えた古巣トッテナムが現段階でアドバンテージを握っているようだ。
さらに同メディアは、同じくレアル・マドリーのセルヒオ・レギロンがトッテナム行きに近いているとも報道。こちらも一時はマンチェスター・U移籍に迫るとされていたが、同クラブが買戻し条項の付帯に難色を示したようで、これによりノースロンドン行きに大きく傾いたと考えられている。
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