デレ・アリがパリ・サンジェルマン(PSG)行きを熱望する一方で、トッテナムは簡単に放出を認めないようだ。『Goal』の取材で明らかになった。
2015年のトッテナム加入から主力としてプレーするアリだが、今シーズンはここまで公式戦12試合に出場したのみと十分なプレー時間を得られず。ジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を失い、プレミアリーグに至ってはわずか4試合(先発1試合のみ)74分の出場時間しか手にできない現状を受け、今冬の移籍市場で退団する可能性が頻繁に伝えられる。
これを受け、元トッテナム指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるPSGが獲得に関心を寄せる。良好な関係性を構築していた同指揮官の下、アリ自身もフランス行きに興味を持つと考えられているが、トッテナムに選手放出を認める意思はないようだ。
アリの出場機会が激減するものの、“タフ・ネゴシエーター”として有名なクラブ会長のダニエル・レヴィ氏に値下げに応じる考えがないことは明白で、PSGが獲得をためらうだけの金額を要求する模様。ファイナンシャル・フェア・プレーへの心配などから、買い取りオプションが付帯する期限付き移籍への関心もないと考えられている。
そのため、アリは今冬以降もトッテナム・ホットスパー・スタジアムでキャリアを続けることが濃厚であると予想される。
▶2020-21 プレミアリーグ DAZN完全独占!1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【関連記事】




