トッテナムが試合終盤に綻びを見せ、多くの勝ち点を失っている。
28日の1-1で終わったウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦、トッテナムは開始1分に先制点を挙げたものの、そのまま追加点を奪えないでいると、86分のロマン・サイスにネットを揺らされてドローで終わり、これでリーグ戦4試合連続の未勝利となった。
データサイト『Opta』によると、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるチームは今シーズンのプレミアリーグで80分以降に得点を許して9ポイントを失った模様。なお、リーグ内でトッテナム以上に終盤の失点で勝ち点を取りこぼしたチームはないようだ。
終盤で勝負強さを見せられないチームについて、モウリーニョ監督はウルヴス戦後にクラブの公式ウェブサイトで「試合をコントロールしていたから、結果には不満が残る。守備面では堅実なパフォーマンスだった。ウーゴ(ロリス)に多くの決定的なセーブがあったとは思わないが、最初の1分で得点があったとき、残りの89分でさらなる得点が必要だ。しかし、そのようにはできなかった」と肩を落とした。
開幕戦の黒星以降、無敗を維持していたトッテナムだが、リヴァプール戦では終盤にロベルト・フィルミーノに得点を許して1-2で敗戦。また、その前節のクリスタル・パレス戦でも81分に失点して1-1のドロー、10月のウェスト・ハム戦に至っては3点のリードを残り10分で追いつかれる失態もあった。
直近の4試合で2ポイントしか手にできていない不調のトッテナムは、首位リヴァプールと勝ち点6差の5位に位置している。
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