UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は6日にラウンド16のセカンドレグが行われ、レアル・マドリーとRBライプツィヒが対戦。試合は1-1と引き分けとなり、2戦合計2-1でレアル・マドリーがベスト8に進出している。
68分、レアル・マドリーが自陣でトニ・クロースの横パスを受けたジュード・ベリンガムがエリア手前までボールを運び、前を走るヴィニシウスにスルーパス。ブラジル代表FWがGKを破って先制する。
ヴィニシウスのゴールの3分後ににRBライプィヒが再び合計1点差とするゴールを決めて食い下がるも、以降スコアは動かずに終了の笛。CL優勝最多14回を誇るレアル・マドリーが、ベスト8に駒を進めた。
試合後、『DAZN』のインタビューに応じたクロースは「ライプツィヒはよくプレーし、よく守り、その守備を通していい反撃ができた」と相手チームを称賛しつつ、試合を振り返っている。
「彼らが危険な存在であることは分かっていたよ。僕らはある時点までは、ボールの使い方がうまかった。しかし、その後、自分たちが危険な存在になるには、ボールの前にいる人数が足りなかった」
この試合の前半、攻撃を仕掛けずにシュートを許し続けるレアル・マドリーに対して、本拠地サンティアゴ・ベルナベウの観客が前半終了直後にブーイングを浴びせる事態に。
クロースは「結果とプレーの仕方は別のものだ。ハーフタイムの時点では結果については問題ないと感じていたけど、プレーの仕方についてはそうではなかった」とパフォーマンスが良くなかったことを認めている。
「後半は少し良くなったけど、それでも明らかに次のラウンドに進む資格があると言えるほどではなかった。僕らはそれほどうまくはできなかった思う…でも、最終的には準々決勝に進出できた」


