ミラン新加入のイングランド代表DFフィカヨ・トモリが28日、入団会見に出席して意気込みなどを語った。
トモリは今冬の移籍市場において、チェルシーから買い取りオプション付きのレンタルで加入。26日に行われたコッパ・イタリア準々決勝インテル戦（インテルが2-1で勝利）では、20分に負傷したDFシモン・ケアーに代わって登場し、デビューを果たした。
チェルシーにおいては今シーズン、公式戦出場がわずか4試合にとどまっていたが、厳しい台所事情のミランでは30日のボローニャ戦で先発も予想されている。23歳のイングランド代表DFは、新天地でのチャンスに胸を膨らませている。
「ミランに加わることができて幸せに思う。チームは良い状態だし、僕もピッチで全力を尽くして貢献していきたい。あらゆるタイトルを獲得してきた栄光のクラブであるミランの歴史に僕も仲間入りしたい。このチームでは、（フランコ）バレージや（パオロ）マルディーニ、（アレッサンドロ）ネスタといった偉大なDFがプレーしてきた。加入初日から、このクラブの伝統を肌で感じているよ。ここへやって来る決断は正しかったと確信している。史上最強DFの1人であるマルディーニから連絡をもらった時は驚いたよ。しかし『イエス』と答えるまでにそう時間はかからなかった」
■リーグ首位のミランは優勝を信じるべき
続いてトモリは今後のチームの目標を掲げつつ、同僚となったFWズラタン・イブラヒモヴィッチやFWマリオ・マンジュキッチにも触れた。
「僕らはリーグ首位であり、スクデットの獲得を信じていくべきだ。スクデットという言葉を口にすることを恐れるべきではない。全員が偉大な結果をつかむことを信じている。多くのクラブがタイトル獲得を目指しているが、他の誰をも恐れず、自分たちのことに集中するべきだ」
「語学の問題はあるが、比較的簡単にチームに適応できている。イブラヒモヴィッチやマンジュキッチのような偉大な選手たちと一緒に練習できて、素晴らしい気分だよ。彼らから多くを学んで行きたい。常に“新たな経験”を積んでみたいと願っていたが、ミラノが選手として個人として成長するのに最高の場になると信じている」
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