2020-07-14-bologna-takehiro-tomiyasu(C)Getty images

ボローニャ指揮官、冨安健洋に期待「彼の本職はCB。伊では難しいが試してみたい」

ボローニャの指揮官シニシャ・ミハイロヴィッチが20日、セリエA開幕戦の前日会見に出席した際に日本代表DF冨安健洋について自身の見解を示した。

冨安が所属するボローニャは今シーズン、21日にミランとの開幕戦を迎える。指揮官のミハイロヴィッチは記者会見に臨むと意気込みを示しつつ、38歳のFWズラタン・イブラヒモヴィッチを警戒した。

「これから長い旅が始まるが、道のりが平坦であることを願っている。我々の目標は成長。試合はプレーするべきものであり、戦わずして敗北を受け入れるわけにはいかない。昨シーズンはそんな試合が2回あった。それがまさに(7月18日に1-5と敗れた)ミラン戦だった。新型コロナウイルスによる中断の後で奇妙な状況であったため、言い訳にもなった。しかし次は許さない。正しい姿勢で自分たちのプレーをすれば、どんな相手でも倒せるはずだ。ただイブラヒモヴィッチがこれまでのようなプレーを見せないことを願っているよ」

続いてボローニャ指揮官は、今夏からセンターバックでのプレーに取り組んでいる冨安に言及。昨シーズンの右サイドバックでのプレーを称えつつ、今後の進化に期待を寄せた。

「イタリアにおいて、CBでプレーすることは最も難しい。なぜならサイドであればミスが許される場合もあるからね。彼はSBとして良いプレーをしたが、私は彼のポジションがCBであると考えている。だからそこで試したい。プレーすればするほど、良くなっていくはず。すでに現在も、最初と比較して非常に良くなってきた。ミスはするかもしれないが、重要なのはミスから学ぶこと。彼はよく耳を傾けてくれる」

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