アーセナルのミケル・アルテタ監督が、マンチェスター・シティ戦で失点に絡んだDF冨安健洋を擁護している。
開幕から絶好調でプレミアリーグ首位を走っていたアーセナルだが、15日の第12節延期分でマンチェスター・シティにホームで1-3と敗戦。この試合の1失点目は、相手のプレッシャーを受けた冨安がGKアーロン・ラムズデールにバックパスを送ったところ、狙っていたケヴィン・デ・ブライネに奪われダイレクトでシュートを叩き込まれていた。失点に直接絡んでしまったことで、現地メディアでは批判の声も上がっている。
そんな日本代表DFについて、アルテタ監督は会見で言及。以下のように語り、冨安への信頼を強調している。
「もしスタッフや選手全員と『明日リーグ制覇のために誰かがクリアしなければならない。誰を選ぶ?』という賭けをしたら、冨安を選ぶだろう。それも全員がね」
「だがこれがフットボールだし、こういうことは起きるものだ。22歳、28歳、31歳でもね。年齢は関係ない。結局のところ誰だってミスを犯すことはある。我々は多くのミスを犯してきた。幸いポイントにはつながらないことも多かったが、ミスはこれまでもかなり多かったんだ」
直接対決で敗れたことで、1試合未消化ながらマンチェスター・Cと勝ち点で並ばれたアーセナル(51)。得失点差の関係で2位に後退したが、アルテタ監督は「これはチャンスだ」と意気込みを語った。
「ここ数カ月の間、自分たちが置かれている立場やプレー、維持するためにやり続けなければいけないこと、すべてについて話し合ってきた。(直接対決で)我々がどのレベルにあるかを理解し、あのレベルに達することを望んでいる。そのために一緒に旅を続けているんだ。マン・シティ戦はポジティブなことがたくさんあったね」




