アーセナルは11日、プレミアリーグ第23節でブレントフォードと対戦する。『GOAL』のアーセナル番記者チャールズ・ワッツ氏は、このエミレーツ・スタジアムでの一戦で日本代表DF冨安健洋の先発を予想した。
19年ぶりのプレミアリーグ制覇へ邁進するアーセナル。前節はショーン・ダイシ監督を招聘したばかりのエヴァートンと敵地で対戦し、0-1とリーグ戦およそ5カ月ぶりの黒星を喫した。しかし翌日、2位マンチェスター・シティがトッテナムに0-1と敗戦。5ポイント差で首位を走る状況は変わっていない(アーセナルは1試合未消化)。
優位な状況に立つアーセナルだが、勝ち星を落とす余裕はない状況が続いている。そして迎えるブレントフォード戦、ワッツ氏は「議論のポイント」として先発メンバーの変更を挙げた。これまでプレミアリーグでは基本的に固定メンバーで戦ってきたミケル・アルテタ監督だが、数選手を入れ替える可能性を指摘。昨年10月30日のノッティンガム・フォレスト戦(5-0)以来、プレミアリーグでは9試合ぶりに冨安健洋が先発すると予想している。
「ベン・ホワイトやガブリエウ・マルティネッリらは、ここ数週間調子を落としている。休養することで恩恵を受けられるだろう。特に冨安健洋、レアンドロ・トロサールらは懸命にスタメンを狙っている。そして、15日にはマンチェスター・シティとの大一番が控えている。そのためローテーションするとすれば、このブレントフォード戦だろう」
なお、アーセナルでは負傷離脱中のガブリエウ・ジェズス、エミール・スミス=ロウが引き続き欠場する見込み。モハメド・エルネニーも今季の残り全試合を欠場することが決定的に。一方で前節60分でベンチに下がったトーマス・パーティは、問題なく出場できると予想されている。さらにリース・ネルソンもプレー可能なようだ。
以下、ワッツ氏の予想するブレントフォード戦の先発メンバー(4-3-3)。
GK:ラムズデール
DF:冨安、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ
MF:トーマス、ジャカ、ウーデゴール
FW:サカ、エンケティア、トロサール
