明治安田J1リーグ第34節で8位東京ヴェルディと15位浦和レッズが対戦した。
前節黒星の東京Vは森田晃樹や見木友哉、木村勇大らが先発。3連敗と厳しい状況にある浦和は、原口元気や松尾佑介、関根貴大らがスタメン。ブライアン・リンセン、チアゴ・サンタナはベンチスタートとなっている。
先手を取ったのは浦和。27分、相手陣中央からドリブルで進入した渡邊凌磨がペナルティエリア手前から左足を振り抜く。強烈なシュートがゴール左上に吸い込まれ、浦和が先制した。
前半のうちに小泉佳穂が交代となり、大久保智明が投入される事態があるも、浦和リードで前半を終えた。後半から東京Vは今季7ゴールの山見大登を投入する。
後半から東京Vが右サイドを攻略し始めると、59分に同点に追いつく。右からのクロスはDFにクリアされるも、綱島悠斗がエリア外からダイレクトで右足を振り抜く。これがDFの隙間を縫ってゴール右に突き刺さり、東京Vが試合を振り出しに戻した。
東京Vが染野唯月を入れると、浦和もサンタナとリンセンを入れ、2点目を奪いに行く。すると76分に東京Vが逆転。コーナーキックからフリーとなっていた綱島が頭で合わせ、ネットを揺らした。
東京Vが2-1と逆転勝利し、3試合ぶりの白星。浦和からのリーグ戦勝利は2001年以来23年ぶりとなった。
