JFA(日本サッカー協会)は18日、東京五輪に臨むなでしこジャパン(日本女子代表)のメンバー18名を発表した。
2011年のFIFAワールドカップ(W杯)ドイツ大会制覇、2012年のロンドン五輪準優勝、2015年のW杯カナダ大会準優勝から、失意のリオ五輪予選敗退、2019年W杯フランス大会ベスト16と、直近の主要国際大会で苦しんできたなでしこジャパン。自国開催で捲土重来の金メダルを期する今大会に向けたメンバーが発表された。
高倉麻子監督率いるチームは東京五輪に向け、W杯王者で主将のDF熊谷紗希を筆頭に、エースのFW岩渕真奈、ミランに所属するMF長谷川唯、経験豊富なFW菅澤優衣香らを選出した。また、6月10日のウクライナ女子代表戦で代表デビューを果たし、2ゴールを挙げた23歳の新星・塩越柚歩も招集された。
高倉監督は選出に際し、「今日の朝まで迷いましたが、最後はこのメンバーで行こうと決心を固めてきました。総合的に見て18名を選びました」とコメントした。本大会の主将は引き続き熊谷が務める。
なでしこジャパンは今後、7月14日に東京五輪前最後の国際親善試合を行い、同21日に本大会グループステージ初戦でカナダ女子代表と対戦。同24日に第2節でイギリス女子代表、同27日に第3節でチリ女子代表とそれぞれ対戦する。
なでしこジャパン東京五輪|招集メンバー
GK
1 池田咲紀子(三菱重工浦和レッズレディース)18 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)
DF
4 熊谷紗希(バイエルン/ドイツ)2 清水梨紗(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
16 宮川麻都(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
5 南萌華(三菱重工浦和レッズレディース)
17 北村菜々美(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
3 宝田沙織(ワシントン・スピリット/アメリカ)
MF
7 中島依美(INAC神戸レオネッサ)14 長谷川唯(ミラン/イタリア)
6 杉田妃和(INAC神戸レオネッサ)
8 三浦成美(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
13 塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース)
12 遠藤純(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
FW
9 菅澤優衣香(三菱重工浦和レッズレディース)10 岩渕真奈(アーセナル/イングランド)
11 田中美南(INAC神戸レオネッサ)
15 籾木結花(OLレインFC/アメリカ)
バックアップメンバー(4名)
GK 22 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)DF 19 三宅史織(INAC神戸レオネッサ)
MF 20 林穂之香(AIKフットボール/スウェーデン)
MF 21 木下桃香(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
